- 仕事が出来ない、もう辞めた方がいいかも・・・
- 自分にはこの仕事は向いていない、どうすればいいの?
- 仕事が出来ないのを改善したいけど、上司からの目が辛い・・・
このような悩みを抱えていないでしょうか?
仕事が出来ずに、向いていないと思って、今のお仕事を辞めたいと思うことは誰しもあると思います。
ミスが多かったり、覚えられなかったり、大雑把で怒られてばかり、泣いてしまう・・・。
そんなネガティブなことが起きてしまうと、誰しも辞めたいと思ってしまうでしょう。
私も、過去に色んな業界で働いてきた経験がありましたが、どの業界でも上手く仕事に適合出来ていないと感じる人たちをたくさん見てきました。
そして、私自身もこの仕事は向いていないと感じることは何度か経験しています。
そのような体験があるからこそお伝えできるのですが、そのような状態を放置しているのは危険です。
なぜなら、一連のことが連鎖することで、最悪、働けなくなってしまう可能性があるからです。
- 仕事が出来ない
- 自信をなくす
- 何をやっても憂鬱な気持ちになる
- 精神的なストレスがかかる
- 鬱になる
- 何もかもを否定的に捉えるようになる
- 働けなくなる
毎日が毎日嫌になってしまって心が滅入ってしまうと、働くどころか、見ている世界が憂鬱に感じてしまうものです。
そこから、動く気力すらなくなってしまう・・・。
実は、これ数年前の私自身が体験したことなのです。
何もかもが億劫になり、苦しんでしまう。
これは決して珍しいことではなく、複数の方に働き方の調査を実施したところ、似たような体験をされた方は多いです。
これは別に良い大学を出ていようが、世間で良い会社と言われるような会社で働いていても関係ないです。
例えば、電通は就活生から年収が高い人気企業でしたが、東大を卒業した新入社員が自殺するという事件も起きています。
そこで、この記事ではそのような場合はどのように対処したら良いのかについて解説していきます。
もちろん、この記事で書いていることがすべてではありませんが、同じような経験を持っていた人間として何かお役に立てるのではないかなと思います。
目次
1. 仕事が出来ない、向いていないと感じるのは当たり前と言える2つの理由
4. 仕事が出来ず何も残せていない人が転職をするための3つの方法
5. どうしても人に雇われるのが嫌なら独立を考えよう | 独立の3つのステップ
1. 仕事が出来ない、向いていないと感じるのは当たり前と言える2つの理由
最初に出来る人はどんな仕事でも出来ると言う人たちがいますが、そんなことはありません。
私自身、過去に色んな働く人たちを見てきましたが、その経験を振り返った時に、「仕事が出来ない、向いていない」と感じるのには、大きく2つの原因があると考えられます。
それが能力と環境による向き不向きです。
甘えとかそう言う話以前の問題がこの二つです。詳しく解説していきます。
能力の向き不向き
小学校や中学校、高校の時を振り返ってみてください。
絵画が得意という人もいれば、絵画が苦手な人もいます。逆に、スポーツが苦手という人もいれば、スポーツが得意という人もいます。
学校の勉強でも同様です。例えば、理系科目である数学や理科は男性が多いと言う傾向があったり、文系科目は女性の方が多いと言うことも・・・。
人前で発表するのが得意な子もいれば、逆に、文章や漫画、イラストを書くのが得意な子もいたはずです。
なので、どんな仕事でもあなたに合うということはありません。
私自身の体験ですが、人前で何かを教える仕事は比較的あっていました。
一方で、単純な作業とか、ディスカッションをしたりする能力は人よりは低かったので、そのような職種には、私は上手く適応できませんでした。
自分に向いている仕事と向いていない仕事。
両方を体験したからこそわかるのですが、向いている仕事であれば、少ない労力でタスクをこなすことが出来ます。
ストレスもそこまで感じませんし、そこまで努力しなくてもある程度の成果を出すことが出来ます。
逆に向いていない仕事の場合、努力をしてもなかなか結果が出なかったり、ストレスを多分に感じてしまうことは少なくないです。
その仕事に向いている人がいたら、その人はどんどん仕事で成果を上げるのに、自分は出来ないという状態になりやすいです。
これは紛れもない事実です。
もちろん、ある程度頑張ることで人並みになることはあっても、自分より出来る後輩を目の前にコンプレックスを感じてしまうというようなこともあるかもしれません。
環境による向き不向き
ちなみに、この向いている、向いていないのは、環境によっても変わってきます。
例えば、周囲がめちゃくちゃ頭の切れる人であれば、いくらあなたが優秀でも、その組織の中では使えない人間になってしまう可能性は十分にあります。
逆に、周囲の人が自分より仕事が出来ない人たちが多い場合には、自分自身は優越感を持つことが出来たり、大きな仕事を任せてもらいやすいと言う一面もあります。
このことをパレートの法則と言います。
組織においてはどんな会社でも、「会社に貢献して成果を出しているのは全体の20%、逆に全く仕事が出来ないのも全体の20%」と言うような法則です。
逆に言えば、あなたが全体の成果を出している20%の中に入ることが出来ると、精神的な満足度は高くなるとも言えます。
仕事が出来る、出来ない、向いている、向いていないというのは、周囲との比較によって感じるものです。
それが良いことか悪いことかは置いておきますが、少なくとも仕事の評価によって多かれ少なかれ、仕事に対する様々な感情を抱きます。
ならば、いかにして自分に合った仕事を見つけられるのか?この部分がとても大切になるというわけです。
つまり大切なことは、
- 自分に合った能力が活かせる仕事を見つけること
- 自分の能力を認めてくれる環境がある仕事を見つけること
この二つが大切ということなのです。
それでは、ここから自分自身の能力の問題とどのように向き合って行くのか、そして、自分の能力を認めてくれる環境がある仕事をどのように見つけていくのかを解説します。
2. 仕事が出来ない人の7つの特徴とそれぞれの対処法
それでは、仕事が出来ない人の特徴と、それぞれの対処方法について紹介していきます。
仕事が出来ない方がやるべきことは、まず「何が自分には出来ないのか」をしっかりと見極めることが大切です。
この部分を見つめないで就職先を選んでしまうと、かなり苦しみます。
いわゆる、発達障害とかって言われるような傾向もあったりしますが、仮にそうだとしても一緒に働く人たちがそのような傾向を理解してあなたに配慮してくれるかというとそんなことはありません。
ADHDやアスペルガーの傾向を持っていても、多くの人はそのような病気の実態を知りませんし、ミスをされるとはっきり言ってウザいって思われる可能性が高いです。
だからこそ、仕事が出来ない、向いていないと言う方は、まず自分がどのようなことが原因で仕事が出来ない状態に陥っているのかを確認することが大切です。
そこで、今回は仕事が出来なくて怒られる人たちがどのような特徴を持っていることが多いのかを最初に紹介しておきます。また、その場合の対処法をまとめてみました。
もちろん、ここで紹介する対処法のみですべてが解決するわけではないでしょうが、方向性として参考になると幸いです。
言語能力が低く、アウトプットが苦手
言語能力が低く、書く、話すのがアウトプットが苦手と言う方。
人によっては話すのは得意だけど、書くのは苦手とか、その逆もあります。
このような方は、営業職やプレゼン、企画、クリエイティブ系の職種につくと、なかなか成果を出しにくいです。
コミュニケーションをとっても、内容を理解出来して行動することが難しいことも少なくありません。
このような場合は、単純作業で成果を出すような仕事しか厳しいように思います。要するに、これを淡々とやっていたら良い単純労働にあたるお仕事です。
コールセンターなどのように常に対応が変わるものはおすすめではなく、清掃や受付など、そこまで頭を使わず、淡々と流れ作業で出来るようなお仕事がベストでしょう。
とはいえ、単純労働の仕事についてはあまり給料がよくないのも事実です。
なので、あまり頭を使わないでも成果が上がるような副業などを始めるのもありかもしれません。
体力がない
体力がないと言う方も、仕事が出来ないと言う状態になっているケースは少なくないです。
どんなお仕事も基本的には何かしら考えて行ったりする必要がありますが、どこまで考えられるかは自分自身の精神力と深く関わってきます。
その精神力というのは体力と深く関わっています。
例えば、とにかく鍛えまくっている人であれば、筋肉の量も多いですし、体温が比較的高めなので、免疫力も高いです。
逆に、普段から運動をしたりして鍛えていないと、免疫力がそこまで高くないので、病気にかかりやすかったりします。
病気にかかった状態であれば、目の前のことに集中するのも難しくなりますし、ちょっとした労働をしただけですぐに疲れてしまうということもあります。
この場合の対処法はとにかく普段から体力をつけるために、運動をする必要があります。
筋トレをしながら筋肉をつけつつ、エアロビクスをしながら自律神経の働きを整えることも大切です。
運動をすることで、体の体温が上がり、免疫力がアップします。他にも、汗をかくことで体の中の老廃物を外に排出することが出来ます。
さらに、副交感神経が優位になると、夜にリラックスしやすかったりとプラスの効果があるので、この場合は体力をつけるようにしてください。
最も普段の仕事が忙しいとなかなか運動しようと思えなかったりしますが、習慣化出来ると、体の不調やだるさというのも払拭される可能性があるので、おすすめです。
ものを覚えるのが苦手で、すぐに忘れてしまう
続いて、何かを言われた時にそれを覚えるのが苦手で、すぐに忘れてしまうというケース。
物忘れがひどいという場合は、特に最初に新しく何かを覚えなければいけないタイミングでかなりしんどい思いをしてしまいます。
覚えてしまって、出来るようになると、この部分の問題は解消される可能性があります。
ただ、いざリアルの問題と向き合うことになった時に、覚えられていなくてミスをして、叱られたりして、自分はダメな人間だと思ってしまいやすくなる一面はあります。
特に、ADHDやアスペルガーの症状として、ものをすぐに忘れてしまうという傾向を持っている方が悩む部分でもあります。
解決策はとにかく仕事を覚えてしまうということです。
ただし、コンサルティングやコールセンターなど、対応が毎回変わるという場合は、慣れでどうにかなるかというとそんなことはないので、一度習得したらそれだけで継続できるようなお仕事がおすすめです。
単純作業を続けることが出来ない
続いて、単純作業が出来ないというケースについて。
これは仕事が出来ないというよりは単純に向いていないという方が多いと思いますが、単純作業だと面白みを感じられず継続できないということは人によってはあります。
例えば、飲食店や小売店であれば、やることが基本的に決まっています。
ハマる人にとっては良いのですが、自分で色々とクリエイティブに試行錯誤して作っていく人にとっては、そのような単純作業を飽きてしまうということは少なくないです。
特に高学歴にはそのような方は多い傾向があると思います。
このような場合は、Webデザインやプログラマー、ライティングやメディアプランナー、YouTuberなどのように、自分で色々と試行錯誤して作っていく創作的なお仕事をおすすめします。
知的作業を続けることが出来ない
知的作業が出来ないというケース。要するに、自分で何かを論理立てて考えて、それを誰かにしっかりと伝えるという力です。
特に、論理立ててというところがポイントです。
例えば、文章はこう書いたら読みやすいとか、こう話したら相手が理解しやすいなど。
あれとあれを組み合わせたら、上手く機能を実装できるであろうなど。
このように頭で論理を組み立てて、何か行動をするという仕事は基本的に頭を使います。
そして、このような能力がない人であれば、コンサルやライティング、営業など、自分で色々と予測して何か行動をしなければいけない仕事で上手くいかなかったりします。
とはいえ、年収を上げようと思うと、この知的作業は避けては通れません。このような方はこのやり方なら絶対に上手くいくというような決まり決まった仕事の方が合っていると思います。
つまり、ゼロから何かを想像するのが苦手なので、すでにノウハウが確立されていて、それをあとはとにかく実践したら良いというような職種が向いているかなと思います。
具体的には、コールセンターのオペレーターなどです。もちろん、全く考えて行動する要素がないわけではないですが、マニュアルがあって、それにしたがって行うだけの仕事であれば、この苦手はある程度克服可能かなと思います。
人の言うことをそのまま守れない
人の言うことをそのまま守れないと言うケース。
私自身もこのタイプなので人のことを言えないですが、基本的には自分で考えて創り出すのが好きな人たちが多いです。
こうしたら上手くいくのではないかなどを、その時、その時で考えて独自のやり方でやってしまうタイプ。
これについては、トップダウン式で上から言われたことをマニュアル通りにやれと言うタイプの会社であれば、非難の対象になってしまうこともあります。
全体の統制を取りたいという上司の元では、言われたことを守らない人というレッテルを貼られることもあります。
この場合は、ある程度自分に裁量を持たせてもらえる仕事がおすすめです。
例えば、学校の先生であれば大多数の時間は、授業や部活である程度の裁量権があります。飲食店でも1店舗を丸々1人で見るとなると、自分の裁量で行うことが可能です。
他にも、独立という方法もあります。独立すると、基本的に人の言うことを聞かずに自分の方針で色々と工夫できるので、「人の言うことを聞かない」と咎められることもありません。
このように、裁量がある仕事をすると、花開く可能性はあります。もちろん、裁量を与えられるということは全部自分で決めるということなので、責任は自分に降りかかります。
人の言うことを聞かないということで今の仕事を向いていないかもと思っているのであれば、自分が裁量を持てる仕事を選ぶしか道はないかなと思います。
中には理解がある上司の元で働けるとベストですが、現実にはそう言うケースは少ない一面もあるので、自身で工夫できる道を模索するようにしてください。
臨機応変に物事を知覚して行動することが難しい
臨機応変に物事を近くして行動することが難しいケース。
飲食店で働く場合などが顕著ですが、複数のことを同時に意識したりする必要があります。どこにどのお客さんがいるのか、次に出てくる料理は何か、キャッシャーを守るなど。
会社の会議などで色々と議論をする場合にも、複数の人の言っていることを整理しないといけないので、難しさを感じている方はいらっしゃると思います。
このような場合の対処法ですが、基本的には自分主導で没頭できる仕事をおすすめします。
私自身がこの症状に該当するのですが、1人で自分の世界を作れるような仕事の方が向いています。
例えば、私はこの「私のお仕事」と言うメディアのWeb制作をしていますが、基本的には私が中心になって自分1人の世界を作りつつ、周囲の人を巻き込むという形を取っています。仕事をする際は、インタビューやディスカッションする時もありますが、基本的には自分が主導になって行なっています。
教師という仕事も同様で、教師は自分で授業を主導で作ることが出来ます。(ちなみに、ALTの外国人の先生との授業では苦労した記憶があります。。。)
つまり、自分が主体になって動けるような環境だと、そこまでストレスを抱えず仕事を出来るんですよね。
なので、1人で主導になって働ける仕事をされることをおすすめします。
3. 「仕事が出来ない!向いていない!」と感じる人の生き方
では、「仕事が出来ない!向いていない!」と感じられる方が、どのように自分の満足のいく人生を創作していけば良いか解説します。
人よりも得意なものはないのか見つける
まず、人よりも得意なことを見つけてください。
すでに申し上げていますが、自分が得意なことで勝負するのと、苦手なことで勝負するのとでは、全く得られる充実感が変わってきます。
なので、今のあなたのリソース(持っている知識やスキル)を100〜300ほど紙に書けるだけ書き出してみてください。
そんなに無いと思われるかもしれませんが、自分の過去のアルバイトや仕事歴を思い出して、これだったらまずまず出来たと言うものを見つけてみてください。
こんなことを言うと自分には得意なものはないと思われるかもしれません。
特に、この記事を読まれている方は過去に否定されたり、誰かに上からバッシングされたりと痛手を被っていると思うので、「自分には何もない」とか、「仕事としてやっていても得意とはいえない」というケースもあると思います。
その場合は、貴方が過去に人から頼られた経験に目を向けるようにしてください。
誰かからお願いされたり、相談されたことってありますか?
それが貴方に取っての強みである可能性が高いです。
得意がない場合は一度特定のスキルを徹底的に磨く経験をする
とは言っても、本当にないというケースもあると思います。その場合は、過去の自分の経験から合うと思える特定のスキルを徹底的に磨く経験をされることをおすすめします。
Webデザインの知識を徹底的に短期で磨くとかでも良いですし、プログラミング言語でRubyは誰にも負けないようにするなど・・・。税理士や司法書士の資格を取るでも構いません。
ちなみに、スキルによって市場価値というのは大きく変わってきます。プログラミング言語で言えば、RubyやPython、JavaScriptなど色々とありますけど、言語によっては需要が少ないと言う可能性も否めません。
最もこの辺りは時代によって変わってくる部分でもありますが、出来たら社会的に認められる専門職に就職することを意識して特定のスキルを磨かれることを推奨します。
このスキルの習得は独学という方法もありますし、会社で勤めて磨くという方法もあります。
自分に合った仕事を見つける
次に行うべきは自分にあった仕事を見つけるです。
この自分にあった仕事というのは、最初に紹介したように、能力と環境の両方の面でこれだと思えるお仕事という意味です。
自分の能力とあった仕事を選ぶのはここまでの解説でなんとなくお分かりになると思うのですが、問題は環境です。
すでに解説したように、会社などの組織では、パレートの法則があります。
いくらあなたが良いスキルを持っていても、できる人が周囲にたくさんいる状態ではなかなか認められません。
逆にスキルはそこまで高くなかったとしても、周囲がそこまで出来ないなら、あなたは重宝されます。
最もあまりにも出来ない人が多いような会社だったとしたら、逆にそれはそれでコンプレックスを感じることもあるかもしれません。
ということで、どういう働き方が自分にフィットするのかをよく検討することが大切です。
その方向性として、転職と独立という方法があります。それぞれのメリットとデメリットを交えて、それぞれの方向性について解説していきます。
4. 仕事が出来ず何も残せていない人が転職をするための3つの方法
最初に転職するのであれば・・・という話をしていきます。
まず、前提ですが、「仕事が出来ない」、「仕事が向いていない」という感じで転職される場合、そもそも何もなし得ていないって方は少なくないと思います。
特に中途面接で言えば、前職で何をしたのかという部分が問われることは少なくないです。
転職の壁はここでもあるんですよね。もしも仕事が出来るようになれば、わざわざ転職する必要なんてないかもしれないわけですし。
面接官からしても、「前職で何も実績を残せていない、仕事が出来ずに辞めた人間なんて採用したくない」というのが本音でしょう。
仮に未経験の業界に行ったとしても、前職の成果を聞かれるケースは少なくないですから。
そこで、転職する場合の戦術として大きく3つの方法を紹介します。
スキルを身につけ、実績を作って転職する
一つ目の方法は、スキルを身につけて実績を作り転職するという方法です。自分の向いていると思える業界のスキルを学び、それでサービスとして出せるような成果物を作り、転職をするという方法があります。
例えば、マーケティング会社に入社しようと思うなら、SNSでフォロワーを1万人集めてみるとか、ブログで月間10万PVのブログを作ってみるとか。
プログラミングの会社に入るなら、プログラミング言語で実際にアプリを作ってみるとかです。プログラミング系の会社なら、出来てなんぼの世界なので、スキルがあれば転職は可能でしょう。
Webデザインの会社に入るなら、実際にホームページをHTMLやCSSで組んでみるとか・・・。
何かの実績を目に見える形で作る所の良いところは、面接の時に相手から信頼してもらいやすくなるということです。
例えば、プログラミングの会社の人が面接をするとして、何かアプリを作ってきた人と何もなしで未経験で挑戦したいという人。
どちらを採用したいかで言えば、当然ながらアプリを作ってきた人でしょう。
なので、自分に合っていると思えるお仕事で何か成果物を作って転職するというのはおすすめです。
今では、Twitterで企業の採用担当が情報発信したりしている一面もあるので、情報発信を通して転職が可能になるかもしれません。
コネを作って転職してみる
二つ目の方法は、コネを作って転職するです。
コネって言うと言い方が悪いですが、実際に、コネ入社というのはあります。親戚の友達だからとか、大学時代の先輩の友人だからとか。
仮に、そんな形で親族が繋がっていなかったとしても、コネを作ることは可能です。
私もベンチャーからベンチャーに転職する際、コネを使いました。
どういう形で転職するのかですが、行きたい会社の社長が参加するセミナーや勉強会などで知り合いになります。
この段階ではかなり心のフックが外れているので、喋った時にお友達関係になりやすかったりします。
その際に、その相手のことを色々と聞いたりして関係性を作るんですよね。
そして、今の働き方に関する違和感とか疑問をポロっと話をしてみるとか。(もちろん、相手がちゃんと理解のありそうな人って部分は前提です。)
そうすることで、相手が同情して、「良かったらうちの会社に来る?」と言ってもらえるようなことがあります。
実際に、私の知り合いでも、この方法で転職している人は結構います。
もちろん、全くの未経験だと行った会社で迷惑がかかる可能性があるので、その相手が採用するようなスキルを持っていた方が良いです。
全く実績もない、仕事出来ない人間を採用したいって思う人は基本はいないので、自分の得意をしっかりと磨き、フィットしそな部分を紹介してもらえるとベストです。
転職エージェントに相談して転職する
3つ目の方法は、転職エージェントに相談して転職するというものです。
転職エージェントは、専門のスタッフがあなたの相談にのって、あなたに合った仕事を紹介してくれるという仕組みを取っています。
自分自身のことは意外と自分では見えていないことも少なくありませんが、家族や友人でもない、第三者にあなたの過去の行いを伝えることで、あなたに合った仕事を提案してもらえる可能性があります。
なお、転職エージェントは、あくまで転職に成功したら、エージェント会社に報酬が支払われるので、中には強引にどこかに入れようとするスタッフもいるようなので、相手のいうことを鵜呑みにすることは危険です。
ただ、相談をする分には無料で利用することが出来るので、自分の仕事が合っていないと思われるなら、一度相談されることをおすすめします。何か今まで見えなかった視点を転職のプロがアドバイスしてくれるかもしれません。
大きな特徴は下記の通りです。
- 企業との面接の日程調整もエージェントが行ってくれる
- エージェントは推薦先の企業に詳しいので、社内の雰囲気を教えてくれる
- 給与面など言いづらい部分の交渉をしてくれる
- 自分が想像もしなかった面白そうな企業をおすすめしてくれる
使い方としては、下記の3ステップです。
- 転職エージェントサービスに登録する
- 転職エージェントと面談する
- 企業を紹介してもらい、面接する
以上のステップです。なお、転職エージェントによって、得意なジャンルや強みが若干違います。
なので、基本はこれは自分に合うと思われるものに登録して頂くと問題ないかなと思います。
なお、 転職エージェントは求人を募集する企業から紹介手数料をもらって事業を回しているので、利用者は無料で使える点は安心です。
なお紹介されても無理に相手にのる必要はなく、どんな企業があるのかを調べる目的で登録するのもありです。転職サイトの中には数多くの企業を見ることが出来ますので、気になる企業があるかどうか探してみてください。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは転職支援実績No1と言われる転職エージェントです。大きな特徴は下記の通りです。
- 1977年から約37万人の転職実績がある(2016年現在)
- 一般の求人サイトにはない非公開求人が20万件以上ある
- 各業界に精通したキャリアアドバイザーがあなたにあった企業を選んでくれる
- 転職サポートで提出書類の添削、面接対策、独自の業界分析や企業情報を提供
土日や平日の夜などでも対応してもらえるので、もしも仕事をされている方でも安心して対応してもらえます。
なお、同じリクルートがサービスを提供している転職サイトであるリクナビNEXTとの違いは、人が直接応募書類の書き方や面接対策をアドバイスしてくれるか、してくれないかという部分です。
そして、求人数はリクルートエージェントが非公開求人も含めて150,000件なのに対して、リクナビNEXTは求人数が約9,000件です。
ただし、基本的に人力によるサービスのため、転職エージェントに足を運べるエリアにお住まいでない場合は、対面でのサービスを受けることができません。
最もどちらが有利とかってわけではなく、アドバイスを頂きつつ就活したいなら、リクルートエージェントを利用するのはありです。
マイナビエージェント
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- 徹底したサポート体制
- 未経験者にも丁寧なアドバイス
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アドバイザーに直接会わなくても、転職のサポートを電話で受けられるのが魅力で、主に20代から第二新卒の転職支援が強いことで有名です。
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5. どうしても人に雇われるのが嫌なら独立を考えよう | 独立の3つのステップ
最後に、どうしても雇われることが合わないというケースもあると思います。
例えば、自分のやり方で色々と突き進みたいタイプであれば、それを認めてくれる会社を見つけるか。あるいは、独立して自分で道を開拓するしかありません。
とはいえ、独立という道もいばらの道です。最初はとにかく走り続ける必要があります。
まして、仕事が出来ない、向いていないと感じている段階では、新しいことを始めようという気力も湧かないことも少なくないので、難易度は高いと思います。
実際に、私もこの道を選んだのですが、はっきり申し上げて、最初はかなり長時間働かないということも少なくありません。
なので、もしも将来的な独立を考えるなら自分自身の方向性をよくよく考えるようにしてください。方向性としては下記の3つです。
1. 独立するためのビジネスモデルを考えよう
最初に、独立するためのビジネスモデルを考えることが大切です。
どうしたら自分が満足が出来て、かつ、売上が上がるビジネスが出来るのかどうか?
この辺りはマーケティングの基本的な考え方を知っていることがマストです。
ビジネスモデルには安定しやすいものと、安定しにくいものと二つがあります。
それは時代によっても変わってくるので、どういうビジネスモデルが安定するのかを考える必要があります。
方向性としては、自分が将来的に独立したい商売で成功している人を片っ端からリサーチしてみてください。
どんな商品を販売して生計を立てているのかなど。
意外とこの部分を調べずに、なんとなく事業をされている方は少なくありません。
商売のやり方によっては、そこまでの労力をかけずに月に200万稼ぐような人もいれば、長時間働いて月収50万しか手にできないというようなこともあります。
世の中には楽に簡単に稼げるとかって話もあったりしますが、それはすぐに飽和するって意味でもあるので、この辺りは戦略がとても大切です。
なお、マーケティングの基本的なエッセンスはこちらの記事でまとめたので、参考にしてみてください。
2. 最初は副業から初めて見る
とは言え、いきなり独立して一向に売上が上がらないというリスクがあるので、最初は副業から初めてみることを推奨します。
副業で月に50万〜100万くらい継続して利益が出るようになれば、かなり気持ちが楽になります。
いきなり独立して売上がゼロ、会社からの給料もなくなり、国民健康保険や国民年金などの諸々の支払いがかかってくると、それによって、精神的にかなり参ってしまいます。
他にも独立をしたらしたで、ネットワークビジネスやバイナリーオプションなどをしている人たちから甘い声をかけられて、そのままお金を失ってピンチに陥るようなこともあります。
そういう意味でも、独立を前提に動くのであれば、最初に副業で成果を出してからをおすすめします。
なお、副業の選び方についてはこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。
3. ある程度売上が上がったタイミングで独立し、収益の柱を複数作る
ある程度売上が上がったタイミングで独立をするのですが、そのあとは収益の柱を複数作るようにしてください。
どんなビジネスモデルもリスクがありますので、そういう意味では色んな方向で分散することが大切です。
例えば、私の場合、Webメディアをいくつか持っていますし、自分の商品も作ったりしています。
一つの商売だと、万が一売上が立たないなんてことになると、最悪詰みますからね。
ということで、仕事が出来ない、向いていないという方で、独立を検討されたい方のために書いてきましたが、楽ではないです。
仕事出来ない人とか、向いていないという状態の人が自分で事業を持ったりするのは、敷居は高いと思います。
ただ、自分で色々と創造的にやっていきたいって方なら、会社員よりは心は満たされる働き方になる可能性があるのは否めません。
なので、選択肢の一つとして持っておくことは大切かなと思います。
おわりに
仕事を向いていない、出来ないなどと仕事に対してネガティブな感情を持つことは誰しもあることです。
その要因については様々なものがあると思います。
あなたの持っている能力、あなたのいる環境・・・。
管理職、開発職、研究職、営業職、経理職など職種によっても求められるスキルは全く違ったものですから。
なので、一概に会社が悪いとも言えませんし、あなたが全く悪くないなんてこともありません。
ただ、その状態を放置していると、辛い、辞めたいなどのネガティブな感情に支配されることもあります。
場合によっては、ミスが多いために周囲から軽んじられたり、無視されたり、いじめ、パワハラに発展するようなケースもあるでしょう。
人生において多くの時間を占める仕事だからこそ、今後自分のキャリアをどうするのか、考えるきっかけになると幸いです。
なお、この記事のご感想やご意見、何かこういう対策方法もあるなど、ありましたら、コメント欄からよろしくお願いします。