イメージコンサルタントとWEBデザイナーの二足フリーランスが教える外見デザインの奥深さ

  • 2020年9月2日
  • 2020年9月25日
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こんにちは、私のお仕事の編集長の松尾です。

この情報サイトでは、働き方をテーマとして様々な内容を取り扱っていますが、今回は、名古屋、岐阜、三重を拠点として活動されている、イメージコンサルタントとWebデザイナーである斉藤まさみさんに取材してきました。

 

個人的にお話を伺ってすごく印象に残ったのは、マーケティングが上手いということと、お客様の心理に寄り添ったファッション提案をされているんだってところ。

主にイメージコンサルタントとして、外見や内面とのギャップを埋めるための方法や、イメージコンサルタントとWEBデザイナーという二足わらじで歩むキャリアの築き方など。

 

参考になる部分はあるのかなと思うので、何かキャリアを考えるきっかけや外見について考えるきっかけになれば幸いです。

1. 斉藤まさみさんのキャリアプランニング

松尾
今のお仕事を簡単に教えてください。
斉藤さん
はい、現在はフリーランスで、WEBの仕事とイメージコンサルティングの仕事の2軸でやっています。イメージコンサルティングの仕事の方は、自分の持っているブログやツイッターで集客をしてサービスを提供しています。WEBの仕事は、自分が獲得しているクライアントさんと、あとは業務委託ですね。週1回の出社+リモートで、制作、主にデザイン、ディレクション、マーケティング、運用、ウェブ解析とかもやってます。
松尾
比率としてはどんな感じでされてるんですか? WEB関連の仕事の方が割合が多いって感じですか?
斉藤さん
実働時間はWEBの仕事の方が多いですね。収入・売上は月にもよりますが、大きな制作案件がなければWEB 6:イメコン4くらいでしょうか。
松尾
時間的にはフルで働いてらっしゃるんですか?
斉藤さん
会社員時代は副業をしていたので、めちゃくちゃ働いてました。今は朝ゆっくりめで8時くらいに起きて、10時くらいから夜9時ぐらいまで働いています。
松尾
副業もされてたってことは、けっこう時間も遅くまで・・?
斉藤さん
会社員の時は土日は完全に副業で潰してて、平日も本業後にブログを書いたりしてたので、その頃に比べたら今の方が働いてないと思います。
松尾
過去の経歴、簡単に教えていただきたいです。大学時代ってどんなことを学ばれて、就活してって流れをお聞きしたいです。
斉藤さん
大学は教育学部だったんですけど、システム情報学科という学科で、プログラミングやHTML・CSSを学ぶ授業もありました。授業ではじめてHPを作ったのが楽しくて。それでWEB関係の仕事をしたいなと思いました。
大学卒業後に名古屋の出版社でWEB制作の仕事を4年、それから外資系のIT企業に転職して10年ぐらい、インハウスのWEBデザイナーをしていました。
松尾
そうなんですね。今いらっしゃるお客さんって、どういう方が多いですか?
斉藤さん
イメージコンサルティングの方は、もともとは30~40代の方が多かったんですが、最近は20代のお客さんが増えています。会社員の方や学生さん、ママさんと様々ですね。経営者の方の外見戦略のご提案をしたり、毎シーズンお買い物に同行するパーソナルスタイリストをしたりもしています。
松尾
どういうことがきっかけで、イメージコンサルタントをしようと思われたんですか?
斉藤さん
そうですねぇ、実は大きな志をもってはじめたわけではなくて、、流れ着いたらやってたって感じです。
新卒で入社した会社は割とブラックな会社で、終電までサービス残業することが多かったんですね。でも転職した会社は残業がなく、定時で終わるので終業後の時間を持て余すようになっちゃって。暇だし何か学ぼうと思ってたところ、もともと色に興味があったので、パーソナルカラーを学んでみようと。色の知識はデザインにも活かせるしいいかなと軽い気持ちで。それで学びはじめたら楽しくて、パーソナルカラー以外にも興味が出てて色々学んでいたらそういうサービスができるようになってたって感じです。
松尾
それは、何かの講座で体系的に勉強されたというか、もしくは自力で本を読み漁ったりされたんですか?
斉藤さん

講座に通いました。協会ビジネスが盛んな業界で、いろんな講座があるんです。

サービスをはじめたのも「副業になるからやってみれば?」と講師の先生に勧められたのがきっかけです。

わたしは外見でしっかりしてそうとか気が強そうによく思われるんですが、内面は外見と真逆のタイプで。おっちょこちょいだし気弱なんですけど、そう見られないんですよね。

だから第一印象で損をしてるなっていうのが自分の中にあったんです。でも色々学ぶことで、内面と外見のギャップがあるときにどうしたらいいか分かったり、外見をコンプレックスではなく魅力と捉えられるようになりました。

イメージコンサルティングを通して「自分を受け入れ生きやすくなった」という現体験があったので、同じように外見で悩んでいる人の役に立てたらいいな…と思っています。

松尾
今の仕事のやりがいを教えてください。
斉藤さん
お客様が自信を持てたり、日々の生活が豊かになったり、未来が少しでも明るくなればという想いで仕事をしているので、お客様からそういった内容のメッセージをいただいたり、ポジティブな変化を聞くととても嬉しいです。また、診断後のお客様のキラキラした顔を見る度にこの仕事をやっていてよかったなぁと毎回感じますね。
松尾
仕事で挫折されたことってありますか?
斉藤さん
フリーランスになってすぐ、父が病気になり余命3ヶ月と宣告されたときですね。しばらく実家に帰ることにしたんですが、身近な人が亡くなる恐怖と経済的な不安でメンタルをやられました。
松尾
それは大変ですよね。すぐに収益を上げられる状態で起業をされたというわけではなかったのですか?
斉藤さん
一応基盤は作っていました。でも、実家に帰っている間はサロン業務ができなくて。WEBの仕事はどこでもできるのでよかったんですけどね。
会社員なら休んでも収入が入ってくるけど、フリーランスになりたての当時は、働かなければ収入もないという状態でした・・・。
それが過去今までで一番、挫折というかピンチというか、生きた心地がしなかったです。家族との時間を最優先にしたいけれど、一方で働かないと生活が・・・っていう気持ちもあって。
家族に対する不安と経済的な不安とで、精神的にかなり追い詰められましたね・・・。
そのときに活路を見出したというか、自分なりに助かったのが、イメージコンサルティングのオンラインメニューを作っていたことです。オンラインメニューなら場所に依存しないので、集客を強化することにしました。
ブログやSNSでの発信を強化したり、LINEの読者さんに案内したり。その結果、順調に集客ができて経済的な不安は軽くなりました。
昼間は病院に行って、夜に空いた時間にカフェで作業する、といった感じで、好きな時間に仕事ができたのはかなりありがたかったですね。仕事をコントロールできるって大事だなとそのとき強く感じました。
松尾
すごい、さすが、WEBの仕事の方ですね。WEBの知識ある人でないと出来ないですから笑。
斉藤さん
WEB集客に関しては、実戦で身につけた部分も大きいです。4年ほどの副業期間で、ブログ集客やSNS集客、Webマーケティングのノウハウを自分なりに溜めてはきていたので、それをフルで回していました笑
松尾
ファッションに興味がある方の中には、斉藤さんのように働きたいと考えていらっしゃる方もいると思うのですが、フリーランスとして活動するためには、どういうスキルとかを身につけておけばいいと思われますか?
斉藤さん
さっきの話と繋がるんですが、マーケティングのスキルは必須だと思います。だいたい皆さん、専門分野のスキルは磨かれるんですよね。講座に多額のお金を払ったり。
でも、専門スキルがいくらあっても、お客さんがいないと商売は成り立たないわけで。じゃあどういう人をお客さんにして、どこで出会ってセールスするのかってなったときに、マーケティングを知らないと出来ないんですよね。特に今はオンライン化が進んでいるので競合も増えてますし。ライバルがたくさんいる中で、どうやって見つけてもらうか、選んでもらうかっていうのはとても大事で。だから、まずはマーケティングを。
松尾
全くスキルがない人とかであれば、リソースを学びつつとにかく回して必要なものを取り入れるみたいな感じでしょうか?
斉藤さん
そうですね。やっぱり行動しかないかなと思います。行動して改善する。結果がでないと改善もできないですから。
松尾
少し失礼かもなのですが、大学ってどちらですか? あと、子どもの時ってどんな子どもでしたか?
斉藤さん

滋賀大学です。どんな子供・・・そうですね、お稽古ごとを結構してましたね。そろばん、ピアノ、習字、スイミング、英会話、公文など、週5で何かしらのお稽古に通ってました。熱しやすく冷めやすくてすぐ飽きていたので、何も身にはなってないんですが。。

あと、本を読むのは好きでした。ブログを書くのが苦じゃないのは、子供の頃の読書習慣のおかげかな?と思っています。
松尾
親はこうしろとかって感じでしたか?
斉藤さん
中間くらいですかね。こうしろって言われることもありましたけど、強行突破してました笑
松尾
教育方法とかは?どんな感じの教育を受けられていたのか、ちょっと興味があります。
斉藤さん
中高で塾は行っていました。あとは進研ゼミや公文。自主的に勉強するタイプではなかったので、勉強しないと怒られる環境に身を置いて強制力をはたらかせていた感じかな。塾には友だちと通っていたので、どっちかが挫折しそうなときには励ましあったりとか。
松尾
そうなのですね。大学時代ってどんなことを勉強されていましたか?
斉藤さん
教育学部のシステム情報学科という学科で情報教育について学んだり、プログラミングやHTML・CSSを学ぶ授業もありました。授業ではじめてHPを作ったのが楽しくて。それでWEB関係の仕事をしたいなと思いました。
松尾
なるほど。その辺りが今のお仕事のきっかけになったって感じですね。今って何か目標とかありますか?
斉藤さん

イメージコンサルティング事業では、外見と内面の両面からアプローチできるプログラムを作りたいなと思っています。この仕事を続ける中で、外見からのアプローチだけでは、その人の本当の悩みを解決できないケースもあることがわかってきたので。

2. イメージコンサルタントが教えるファッションのアレコレ

松尾
色だけで、そんなに変わるものなんですか? 色とかで内面と外見のギャップっていうのは気持ちとして変えられるものですか? 服変えるだけで、顔は変えられるわけじゃないし、そんな変わるれる訳でないし…そこはどう擦り合わせるのかな…って。
斉藤さん

そうですねぇ、色だけはというより、「自分の魅力を知る」という感じです。自分の顔って主観で見るじゃないですか。客観的に見たときにどういうところが自分の魅力なのかって、自分ではわからないものですよね。自分の魅力は何か、自分に似合うものは何かを見つけていく過程の中で、自分らしさってこういうものなんだって見えるんですね。

それで自分を受け入れることが出来るようになるっていうのもありますし、自分に似合うものを着ると、皆さん100%垢抜けるんです。

そうすると周りから、「なんか素敵だね!」とか、「綺麗になった!」とか、ポジティブな声掛けをしてもらえるので、周りの声が変わることで自分に自信が持てるようになって、プラスの循環が始まるみたいな感じです。

色ひとつとっても、すごい疲れて見える色と、キラキラとオーラが増す色があります。後者の服を着ていると「似合ってるね!」と言われるし、自分でもなんか今日イケてるって思えるので、それが内面に作用するっていうイメージですね。

松尾
なるほどー。ありがとうございます!パーソナルカラー診断以外に骨格診断、顔タイプ診断というのがいくつかあったと思うんですけど、あれってどういう感じで使うのか簡単にお聞きしてもいいですか?
斉藤さん

人を顔と身体とボディカラーに分解すると分かりやすいかなと思います。パーソナルカラーはボディーカラー、骨格診断は主に身体に似合うものを見つけるものです。骨格診断はスタイルアップに効果的ですね。着痩せして見えるとか足が長く見えるとか、全体的にバランスがよく見える服の素材やデザインなどがわかる診断です。

顔タイプ診断は名前の通り「顔」の特徴から似合うものを導き出します。顔立ちはその人の印象に強く作用するので、その人に似合うファッションのテイストは顔タイプの影響が大きいですね。

3つの観点でそれぞれ似合うもの、というかその人の魅力を診断して、その結果を元にオシャレの軸を作っていきます。

松尾
例えば、顔タイプなら、18個などの種類があるんですか?こういう時にはこう決まっているとか?
斉藤さん
顔タイプは8タイプですね。世代感と形状の2つの軸で顔の特徴をみていきます。世代感は大人っぽい顔か子どもっぽい顔か、形状は女性らしい顔かボーイッシュな顔か、ですね。顔の特徴を、定規で測ったりパーツごとに確認してどのタイプかを診断します。
松尾
下の骨格も8タイプですか?
斉藤さん
いえ、骨格タイプは3タイプです。ざっくり言うと、日本人っぽいタイプ、欧米人っぽいタイプ、モデルさんっぽいタイプに分けられます。個人差があるので3タイプに完全に振り分けられる訳ではないですが、大まかな傾向としてはそんな感じですね。
松尾
日本人は日本人タイプが多いって感じなんですか?

 

斉藤さん
多いですね。胴が長かったり首が長かったり。あとは体の厚みがあまりない感じ。ハリウッドセレブとかって、パーンとした感じ、あるじゃないですか。脂肪とかもなんかハリがありそうな感じ。ああいう感じが欧米人っぽいタイプです。

 

松尾
服だけでお客さんの心理的な不安というのは解消されるのでしょうか?
斉藤さん
人によりますね。例えば、自信がない人に、あなたの魅力はこういうところです。
気づいていないかもしれないですけど・・・、コンプレックスだと思っているところが実はすごい魅力なんですよっていうのをお伝えしたとします。そうしたときに、「今まで自分に自信がなかったけど、それが魅力と言われたら少し自信が持てる」「今まで自分のことが嫌いだったけど、少しは自分を好きになれそう」という感じで、肯定される方はすごくたくさんいらっしゃいます。
斉藤さん

ただ、もう一段階深い悩みの方だと、「これが魅力ですよ」と言われても「それが受け入れられない」んですね。

例えば、私みたいに、外見でしっかりしてそうと思われるけど憧れているのは深キョンのようなフワッとした感じだった場合。整形をしない限り、柔らかい顔立ちや雰囲気にはなれないわけです。
それがわかったときに、自分らしさを魅力として受け入れられたらいいんですけど、やっぱり私は深キョンにはなれないんだと、マイナスに捉えてしまう人だと、診断ジプシーになってしまうというか。欲しい答えを求めて彷徨ったり、自己否定してしまったりします。
松尾
思い込みが一種の深層意識の中に刷り込まれているって感じでしょうか? 心が病んでいる人が多いとかってありますか?
斉藤さん

すごくネガティブな体験や思い込みがあると、外見からのアプローチだけで、価値観を変えたり心の底から自信を持ってもらうのは難しいなと感じますね。

イメージコンサルティングって、オシャレになりたいというより、自分を変えたいと思っている人向けのサービスなので、「失恋して落ち込んでいたけど、綺麗になって見返したい」とか、「ダイエットで自信を持てるようになったのでファッションも変えたい」などの理由で申し込まれる方も多いですね。 
松尾
そうなのですね。ここまでのお話を聞く中で感じたのは、割と心理カウンセラーに近い仕事なのかなという風に思いました。
斉藤さん
間接競合になるのは、カウンセリングとかコーチングとか、そういうお仕事も含まれると思います。

3. 恋愛におけるファッションのポイント

 

松尾
では、少し恋愛におけるファッションについて伺いたいなと思います。今恋愛の手段として、マッチングアプリを使われている男性や女性の方は多いですけど、マッチングアプリの写真のポイントとかってあったりしますか?
斉藤さん
大前提として、どういう風にみられたいのかで変わります。なので、一般受けするノウハウは難しいですね。ただ、明るい写真はマストです。特に照明が一番大切ですね。室内なら自然光が入りやすい場所で撮影を。顔色を明るく見せるなら、パーソナルカラーを活用していただくのがおすすめです。

首元は詰めるか開けるかが結構大切で、男の人で華奢な方は、胸元の開きが広すぎると貧相に見えたり頼りなさそうに見えたりします。プロフィール写真はバストアップの写真が多いと思うので、写真全体の明るさとトップスの色、ネックラインを意識してみてください。

首のつまったトップスがいいか、胸元の開いたトップスがいいかは骨格タイプで異なります。丸首とVネックどっちがいいかは、顔タイプでわかれます。あと男性の場合は、眉毛と髪型(とメガネ)でイケメンにも、ノットイケメンにもなるので、眉毛と髪の毛を整えてもらえるとベストです。

特に眉毛は、男の人は気にしていないですが女性は結構見ています。
細くて釣り上がっていると、すごく遊んでそうに見えますしね。本人は意識してなくても、眉毛でやんちゃ感が出てしまってる人、私の周りで多いです笑。

眉毛を修正しただけでお客様受けがかなりよくなったなどの感想はよくいただきますね。

あと、ヘアカラーやヘアデザインにも自分に合うものがあるので、そこも知っておいた方が良いかなと思います。

松尾

全く男性が眉毛を触っていなくても、不自然に見えることがあるってことですよね。なるほど・・・。

女性の場合はどんな感じですか?

斉藤さん
40代以降の方で一般受けを狙うなら、過度な若作りはあまりおすすめしません。「実年齢にあった若々しさ」を演出した方が、広い受けとしては良いかなと思います。
松尾
初デートは何かポイントはありますか?
斉藤さん
初対面で誠実な恋愛を出来る人を求めるなら、露出度の高い服やボディラインを強調する服など色っぽすぎるお洋服はおすすめしません。
斉藤さん
あとショッピング同行などで販売員さんと話しているときによく聞くんですが、男性が彼女におすすめするのは、ほとんど白の服だそうです。
なので、白は鉄板ですね。マイナスの印象になることがないので。あとレフ板効果があるので、顔映りも明るくなります。ただ、白も似合う白があります。オフホワイトなのか、生成り(きなり)なのか、微妙な色の違いで顔の写り方が変わるので、似合う白を活用してもらうとよいですね。

※レフ板効果: 光をやわらかに反射させて、撮影に使われるレフ板のように、顔を明るく見せてくれる効果

松尾
そうなんですね。これはあまりネットでは書かれていない情報ですね。
松尾
オンラインデートとかのポイントは?
斉藤さん
ライトはあるといいと思います。あと、フィルターですね。肌補正のフィルターは使いたいところ。コーディネートのポイントでおすすめなのはアクセサリーです。特に耳元のイヤリング・ピアスは華やかさを演出しやすいので、その辺りに気をつけていただけると良いかなと思います。
松尾
2回目以降のデートで服ってどんな感じで変えていけば良いでしょうか?
斉藤さん
相手の好きなファッションをリサーチしつつ、自分らしさを出していくのがおすすめです。
連れ立って歩いているときに、カジュアルな彼氏とドレッシーな彼女だと合わないので、違和感がないよう相手に合わせるのも思いやりですね。
あと、相手の好みに合わせ過ぎると、お付き合いに発展したときに「付き合う前の印象と違う」とマイナスの印象になってしまうこともあるので、自分らしさの主張もしていくのがよいと思います。
松尾
外面と内面のギャップってどんな感じで対処したらいいか。ちょっとケースもいろいろなので答えづらいかもですが
斉藤さん
外見で惚れられて、「付き合って内面を知ったあとで、そんな人だと思わなかったと言われた」などのお悩みををいただくことがあるんですね。なので、外見を内面に合わせるのがおすすめです。
例えば、可愛らしい見た目で可愛らしい服が似合うけど内面がしっかりした人であれば、明るい色ではなくて、ネイビーやダークトーンのカラーなど「しっかりした」「自立した」「男性的な」色を選ぶとか。
明るい色が似合うタイプならピンクではなく爽やかなブルーとか。色の心理効果を使って、自分の内面に寄せる方法は比較的やりやすいです。
松尾
では、太っている人であればどんな感じのコーデがいいとかってありますか?
斉藤さん
これも太り方によるので、一概には言えないのですが…。洋ナシ型に太るタイプ、腰回りから太るタイプなど、人によって脂肪のつき方が異なるんです。共通して言えるのは、細いところは出す、太いところは隠す、そして、メリハリをつけるという感じですね。
例えば、フレアスカートは下っ腹が気になる方にはおすすめですが、腰にハリのある方だと余計に膨らんで見えてしまいます。こういうタイプの方には、フレアスカートよりタイトスカートなど腰回りがスッキリしたスカートの方が細く見えます。
どうしても隠す方に意識が向いてしまうんですけど、隠すことと細く見えることはイコールではないんですよね。なので、どこを出してどこを隠せば細く見えるのか、まずは自分の体の特徴を知っていただくといいですね。
松尾
細い人であれば、何かポイントとかありますか?
斉藤さん
これもタイプによりますが、盛って華やかさを出していただくとバランスよく見えることが多いですね。レイヤード、重ね着もそうですし、ニットでも、ユニクロでよく見るハイゲージのシンプルなニットではなく、モヘアやアンゴラのふわふわの起毛ニットを選んだり。
そういう感じで、デザインでも良いですし、素材でも良いですし、単純に重ね着するとかでも良いので、ちょっと盛り要素を入れると女性らしい丸みが生まれます。
松尾
身長が低い男性向けのアドバイスとかってありますか?特にコンプレックスを持っている男性の方は多いと思うんですけど。
斉藤さん
目線を上に上げる工夫でいうと、トップスをコンパクトにしてハイウェストのボトムで足長効果を出す。トップスや顔周りに小物やアクセサリーを取り入れる、などはおすすめです。カバンの位置によっても重心が変わるので、長さにも気をつけたいですね。
松尾
女性は背が高い女性の場合は?
斉藤さん
基本的にはそれが魅力なので、生かして欲しいですね。でもコンプレックスに感じているなら、派手な色物や柄物を大きな面積で使うとより存在感が出るので、軽さを感じる色を使っていただくのがおすすめです。明度の高い色は軽さを感じます。
松尾
色白とか、日焼けとかの場合の対策とかって何かありますか?
斉藤さん
肌の色の見え方であれば、パーソナルカラーを知ると肌がより綺麗に見える色がわかります。
日焼けしている人は、外国人の方を想像していただくと分かると思うんですが、黒人さんはパステルカラーよりヴィヴィッドな色や強い色をよく着ていますよね。小麦色というか肌の色が濃い人は、明度の高い色より濃い色やヴィヴィッドな色の方が映える場合が多いです。
色白の人は逆に、色が強いと色に負けてしまうので、薄い色やパステルカラーなどが似合いやすいです。
松尾
他人からこれは似合うと言われて、自分では違うって感じることがあると思うのですが、その場合はそれを着るべきなのか?
それか自分にあった服を選んだ方がいいのかなど、もしもあれば教えていただきたいです。
斉藤さん

これはなんでその服が受け入れられないのかを考えるといいですね。例えば、自分を魅力的に見せてくれる服であれば、自然と好きになるはずなんです。それを受け入れられないということは、自分の魅力を受け入れられていない可能性もあるんですね。それがどうしてなのか?

例えば、若々しく見える可愛らしいタイプの方から、マウンティングされやすい、舐められる、といった話をよく聞きますが、舐められるのが嫌だと感じているところに、可愛い服が似合っているよと言われても、「嫌だよ〜」ってなるわけです。

確かにそうですよね。

ただ、外見で損した経験の裏には、プラスの経験もあるはずなんです。親しみやすいとか話しかけやすいとか。初対面の人と壁を作りにくいとか。

でも、自分の外見をコンプレックスと捉えている人はマイナス面にしかフォーカスしないので、プラスの面にも目を向けてみるのは大事ですね。
斉藤さん
あと、ママだから可愛い格好はできないとか、この年だからピンクは着れない、などの思い込みがあるケースもあります。こういった思い込みも、どこから来ているのか、何が引っかかっているのかを掘り下げていくと解決の糸口が見えてきます。
松尾
では、自分で購入した服を家族とかから、それ似合っていないって言われるような場合はどうしたらいいでしょうか?
斉藤さん
これは誰が見るかやその人の好みも反映されるので、一概にダメとは言えないです。
ただ色んな人から言われるなら、その人の好みと似合うものがズレているんだと思います。それが独特のセンスで個性だと思うなら、別に周囲に何か言われても気にしなくていいかなと。
そこのギャップを埋めたいなら、自分に似合うものを知ると軸が見つかります。
松尾
ファッションにあまり興味がない、面倒臭い人であれば何かあります?
斉藤さん
合理的に服を選びたい人にもイメージコンサルティングはおすすめです。例えば、パンツは太めじゃなくてスキニーの方がいいよとか、Tシャツならこういうものがいいよとアドバイスをもらってその通りに買えば、服を選ぶ時間を短縮できますし、私服を制服化することもできるので。
松尾
自信を持つために服装の観点から何か出来ることはありますか?
斉藤さん
似合う服を着ると周囲の声が変わるので、それが自信に繋がる側面はあるかなと思います。
特に女の人は外見の変化によく気づくので、女性から褒められて外見をより気にするようになる男性は多いですね。
松尾
アクセサリーとかメガネとかって、何かポイントとかあったりしますか?
斉藤さん
顔の特徴を知ると、似合うボリューム感だったり素材だったり、メガネならフレームの形や太さなどがわかるのでおすすめです。アクセサリーにお金をかける女性は少なくないと思いますが、お金がかかる人と持ち物で判断されてしまうこともあります。高収入の人と付き合いたいならいいですが、ハードルをあげたくないなら、初対面時には高すぎないものの方がよいと思います。
これは相手の男性に合わせて戦略を立ててもらえれば。
松尾
今日はとても興味深いお話ありがとうございました!

4. おわりに

ということで、今回は、イメージコンサルタントとWEBデザイナーの斉藤さんにインタビューさせていただきました。
色々と論点が出たのですけど、個人的には、マーケティングかなと思っています。
要するに、個人で何かスキルを持って、相手のことを理解して販売する。
斉藤さんはファッションとWEBと両方のスキルをフリーランスとして販売されているわけですけど、ベースとしてマーケティングが出来るからこそ、こういう働き方が出来るということに尽きるのかなと・・・。
ただ、そのためには、人様のために役に立てるスキルがあることが前提ということになります。
そういう意味で、やはり、何かスキルを身につける。その上で、販売するプロセスを身につけるのって大切なのかなと思います。
具体的に斉藤さんがどんな感じでマーケティングされているかは下記のサイトを調べると見えてくることもあると思いますので、興味がある方はこちらも参考にしてみてください。
>私のお仕事の理念

私のお仕事の理念

あなたはこれまでにどのような仕事をされてきましたか?

仕事は、誰かが喜ぶきっかけを作るものです。
「誰かの役に立ちたい」というポジティブな想いは、社会をより豊かにすることが出来ます。

「こうしたらお客さんが喜んでくれるのではないかな?」
「こうしたらもっと便利に感じてもらえるのではないかな?」

このように考えながら仕事をすることは、とても素敵なことで、相手のことを思い行動することで、社会はより良いものになります。


ただ、残念なことに、必ずしも満足のいく仕事にたどり着けるわけではありません。
自分に合った仕事でなければ、
いくらあなたに素晴らしい力があったとしても宝の持ち腐れになります。

人生の3分の1以上の時間を費やすと言われるように、
人生の満足度は仕事の満足度と比例すると言っても過言ではありません。
そんな仕事のミスマッチを少しでも減らしたい。

私たちは、多くの人に自分にあった仕事を見つけるための情報をわかりやすく伝えることで、
仕事で後悔する人たちを減らしたいと思っています。

そして、自分のお仕事に誇りを持ち、誰かを笑顔にすることが出来る、そんな社会を作っていきます。
「私のお仕事」編集部一同